たまりば

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2008年10月22日

日本語能力試験

(2008年10月22日初稿、2010年6月14日一部更新)

おはようございます。

昨日は翼の会のクラスで、ペルー出身のMさんを担当しました。12月の試験に向けて頑張っている生徒さんです。

試験?日本語にもあるんですよ。英検、TOEICと私たちが受験するように。
今回はその「日本語能力試験」についてちょっと書いてみようと思います。

(2010年6月14日更新箇所開始)

概要としては、
  • 対象:原則として、日本語を母語としない者

  • 試験日:7月の第1日曜日(N1~N3のみ実施)、12月の第1日曜日(N1~N5全グレード実施予定)

  • 実施地:国内33都道府県、海外48の国・地域の130都市(海外は2008年10月現在)

  • 構成:N1(旧試験の1級相当+α?)、N2(旧試験の2級相当)、N3(旧来の2級と3級の間)、N4、N5

  • 受験料:5,500円(国内)
となっています。

参考ページ:財団法人日本国際教育支援協会日本語能力試験(Wikipedia)

(更新箇所終了)

それぞれの級は、文字・語彙、聴解、そして読解・文法の3つのパートに分かれています。文字とありますが、旧試験の2級では漢字1,000字程度、1級ではナント!2,000字程度の習得が期待されています。小学校6年間で習うのが1,006字ですから、日本人が受けても相当に歯ごたえがありますよ。

そして、5,500円という受験料(尚、願書は別途500円)。生徒さんにとってはかなりの負担です。私たちが例えばTOEICを受験すれば6,615円。正直、私は20代前半の頃ですが、受けるべきタイミングでケチったりしたこともあるくらいで…はい。

なお、何級を受けてもいいので、もし前回3級で落ちていても、次回2級を受けることも可能です。

ちなみに、中国では、毎年、規定の受験者数を出願者数が大幅に超えるようで、受験することすら叶わない学習者もいるようです。特に中国にある日系企業では、この試験を重視する傾向にあるみたいですから、そこでまた、合格ではなくて受験のための倍率が高くなってしまうのでしょう。

今年も翼の会からは何人か受験する生徒さんがいます。あと1ヶ月半。まだ最後の追い込みには早すぎるけど、徐々に本番の形式にも慣れていくようにしたいところです。来週は3、4級の聴解パートの練習をやるつもりです。受験する人は休まないでね。

riko



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     なぞなぞ (2011-02-18 13:00)

    Posted by tsubasanokai at 07:06│Comments(0)日本語
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