日本語ボランティア翼の会（夜の部）

「2」を読んでみました（「1」は貸出中でした…）。別に外国人の嫁さん探すわけじゃないけど、何か参考にならないかなと思って。

何だか読み進めていくと「俺ってトニーに似てる…外国人っぽいの？」と思えてくる。でも、あとがき読んだら、「『外国人』としてより、『トニー個人』として多くのエピソードを書いた」とありました。なあんだ…どうりでPCに詳しくても洗濯機の前では固まるなど、外国人ではなく、男性なら「うん、そうだよな」って思えるところが多いわけだ。

でも、参考になったところはちゃんとある。トニーさんの言葉で、
「ボクは『（相手の母語を）話せるか話せないか』より『話したいことがあるか』の方が重要だと思うな」
というところ。確かにその通りだと思う。

翼の会でも、教える時に雑談も交えますが、最初の頃はこれがとても苦手でした。担当していたのは、スペイン語が話せるからという理由で南米出身者が多かったにもかかわらず。生徒さんの出身国について知らなかったり（スペイン語圏は国が多いので…）、間を作ってはいけないという意識がプレッシャーになって、話が膨らまない。でも最近は、今言ったことをしっかり聞いて、それについて関心を持つことを心がけています。そうすると話したいことが見つかるような感じで。相手のバックグラウンドを知らないからって、それは逆に質問する材料になるしね。

これで一歩進んだ気はしますが、今度はスペイン語圏の生徒さんを相手にしたときの方が楽に感じてしまっています。「話せるか話せないか」に思い切り左右されているってこと。まだまだ修行が足りん！精進あるのみです。

riko